最近無限に時間が足りないと感じています。
時間は有限なので取捨選択していかなければいけないと感じたときにPrime Readingで本書があったので読みました。
以下読書メモです。
1440の威力
- 一日は1440分しかない
- 1分がどれだけ重要か意識し、自分にとって何が最も重要か考える
- その目標につながることに集中する。
適切な優先順位の重要性
-目標は具体的にする
- 例えば2ヶ月で5キロ痩せるなど具体的な数値を設定するのが重要
- 具体的な目標に向けて必要なことなすべて洗い出す
- 自分の成功体験を例にすると、Node.jsのコラボレーターになると決めたときも半年という期限を設けて、それまでに必要なコミットの数を考えて進めることで達成できた
- MIT(目標に対して最も重要なタスク)に注力する
- 目覚めてから2時間が脳のゴールデンタイムなので、この時間に最も重要なタスクに注力する
- 最も重要なタスク(MIT)を特定し、毎日、何よりも先に取り組む
ToDoはいらない
- 重要なことはすべて、やる時間を決め、15分単位でスケジュール表に入れておく
- 30〜90分の何も無いバッファタイムをスケジュールしておく
- タイムブロッキングする
- 重要なことに集中するときはカレンダーに登録してMTGなどを入れられないようにしておくとよいかも
先延ばしを克服する
- 未来の自分は、今この瞬間の私たちを妨害しようとする
- 人間は利益を望むよりも損失を恐れるようにできているので、目標達成時のアメを与える代わりに、目標未達成時の罰則を科せばいい
- 理想的な自分になったつもりで自分に語りかける。例えば、「私はジョギングを習慣にしている」「私はベストセラー作家だ」と。
- 理想的な自分になりきることで、先延ばしにしがちな問題もやらないと気持ちが悪く感じる
ノート術
- 常にノートを持ち歩く
- キーボード入力より手書きの方が記憶に定着しやすい
- 日記をつけて毎年元旦に昨年分を読み返すことで自分の進捗を振り返る
メール術
- メール購読を解除する
- メール通知をOFFにする
- メールは1日に3回、21分ずつ時間を制限する
- メールは常に短く簡潔に
会議術
- 会議前にアジェンダを共有し意見を求める
- 会議の目的を明記する
- 進行役を明記する
- 議題はなるべく疑問文で書く
- 会議の時間の目安を明記する
- 日時の小会議は15分に留める
大成功に導く小さな一言
読書と勉強の80対20
- 各章の最初と最後の段落、段落後の1文を読むだけで8割がた理解できる
- 重要なことに注力して、それ以外は妥協するか一切やらない
外部委託する
- 1年ごとに時間の使い方を振り返り、少なくとも15%は外部委託する
1日のテーマを決める
- 1週間を3種類に分ける
- 集中日: 自分が得意なことに集中する
- 予備日: メール対応や会議、書類仕事を行う
- 休日: 仕事を一切しない。仕事以外のことに集中する
- 休暇は予備日で挟む。金曜日と月曜日を予備日にする
一度しか触らない
- 5分間で終わるタスクは一度しか触らない
- 返信しなければいけないメールはすぐに返信する
- 先送りしない
朝を変えて、人生を変える
- 家族より15分早く起きる。みんなより15分早く出社する。朝の15分に集中すべきことを行う
その他時間管理の秘訣
- ベストコンディションであるためには、ダウンタイムも少しは必要
「富を失ったら懸命に働けばいい。知識を失ったら勉強すればいい。健康を失ったら禁酒するか薬を飲めばいい。しかし時間は、一度失ったら永遠に戻ってこない」――サミュエル・スマイルズ(イギリスの作家、『自助論』著者)
読後感想
1440分しかないという風には考えていなかったので、この数字を意識するだけでも日々の時間の使い方の決定に影響はありそうだと感じました。
冒頭に書いた通り、取捨選択しなければいけないことはわかりきっているので本書に背中を押してもらった気分です。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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